自殺の原因
若年層の学生については、イメージとしては入学試験や単位認定といった学業、就職活動や資格取得などの進路や、ちょうどこの時期に思春期を迎えるために失恋などが一般的に言われる。実際には、文部科学省の「生徒指導上の諸問題の現状について」によれば、2004年度については一番の原因は「厭世」で、以下「父母等の叱責」「精神障害」「進路問題」「学業問題」「恋愛」の順となっている。
また、インターネットをきっかけとする自殺がある。一つは、インターネット上で知り合った者同士が一緒に自殺をするものである。これは、七輪と練炭を用いた一酸化炭素中毒死であること、初めてあった人物と死を選ぶことの奇異性などからマスコミが大きく報道し、全国に知れ渡った。もう一つは、インターネット上での誹謗中傷等により苦痛を受けて自殺に及ぶ事例である。これは、山梨県における女子高生の自殺未遂等の例である。
中高年男性については、疾病等健康問題、経済的困難が多い。リストラ、無理な住宅ローン返済などが影響しているとの見方が強く、不況になるとリストラが増えることから指標として取り上げられることがある。
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他には、職場での人間関係、パワーハラスメントなどによるものや、いわゆるサラ金からの過酷な債権回収が遠因とされるものも数多くあると考えられている。消費者金融業者の多くは顧客に貸金相当の生命保険をかけており、「生命を担保に金を貸す」顧客が死んでも貸金を回収できる(これについては、2006年に行われた貸金業規制法改正議論に関連して生命保険会社が非難され、生命保険会社各社は「債務者への生命保険は取り扱わない」というコメントを出した)。